彦根市議会 1997-03-01
平成9年3月定例会(第5号) 本文
6
◯民生文教常任委員長(
増居伊之助君)
民生文教常任委員会の報告を申し上げます。
今期定例会において、本委員会に付託されました議案等の審査のため、去る3月13日、本委員会を開き、慎重に審査いたしました経過および結果について報告いたします。
付託されました議案は、
予算関係では、議案第2号平成9年度彦根市
一般会計予算、第1条第2項第1
表歳入歳出予算のうち、歳入の部中、当委員会が所管する部分、歳出の部、第2
款総務費 第1項
総務管理費 第19目
交通対策費、第20目
駐車場費、第21目
公害防止対策費、第22目
消費者対策費、第23目
環境保全対策費および第3項
戸籍住民基本台帳費、第3
款民生費、第4
款衛生費(第3項
上水道費を除く。)、第10
款教育費、第2条第2
表債務負担行為のうち、
JR河瀬駅前
自転車駐車場整備事業、
母子寮整備補助金、
老人保健施設整備補助金、(仮称)
稲枝地域文化ホール建設事業、議案第3号平成9年度彦根市
国民健康保険事業特別会計予算、議案第5号平成9年度彦根市
葬祭事業特別会計予算、議案第6号平成9年度彦根市
住宅新築ならびに
改修資金貸付事業特別会計予算、議案第10号平成9年度彦根市休日
急病診療所事業特別会計予算、議案第11号平成9年度彦根市
老人保健事業特別会計予算、議案第13号平成9年度
彦根市立病院事業会計予算、議案第37号平成8年度彦根市
一般会計補正予算(第7号)、第1条第2項第1
表歳入歳出予算補正のうち、歳入の部中、当委員会が所管する部分、歳出の部、第2
款総務費 第1項
総務管理費 第21目
公害防止対策費、第3
款民生費、第4
款衛生費(第3項
上水道費を除く。)、第10
款教育費(第5項
社会教育費 第1目
社会教育総務費 第13節委託料を除く。)、第3条第3
表債務負担行為補正のうち、
稲枝東幼稚園仮設園舎設置事業、議案第38号平成8年度彦根市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第40号平成8年度彦根市
住宅新築ならびに
改修資金貸付事業特別会計補正予算(第2号)、以上10件。
条例関係では、議案第15号彦根市
自転車等の放置の防止に関する条例案、議案第20号彦根市公民館の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案、議案第21号彦根市
国民健康保険条例の一部を改正する条例案、議案第22
号彦根市営葬祭事業条例の一部を改正する条例案、議案第23号彦根市
霊きゅう自動車使用料条例の一部を改正する条例案、議案第24号彦根市
病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案、議案第25
号彦根市立病院駐車場の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案、以上7件、合計17件でありましたが、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、議案第10号、第11号、第37号、第38号、第40号以外の12議案につきましては、質疑や
消費税上乗せ反対などの討論が行われ、
起立採決により決しました。
続いて、請願第3
号医療保険改悪に反対する請願書の審査では、内容は簡明でわかりやすく、願意は妥当であるとの賛成の発言がありましたが、
起立採決の結果、賛成者の起立少数で、請願は不採択すべきものと決しました。
以上をもちまして
民生文教常任委員会の報告を終わります。何とぞご賛同賜りますようお願いいたします。
7 ◯議長(
藤田昌利君)
建設常任委員長、
上田鉄兵君。
〔
建設常任委員長(
上田鉄兵君)登壇〕
8
◯建設常任委員長(
上田鉄兵君)
今期定例会において、
建設常任委員会に付託されました議案等の審査のため、去る3月17日、本委員会を開き、慎重に審査いたしましたので、その経過ならびに結果について報告をいたします。
付託されました議案は、まず、
予算関係では、議案第2号平成9年度彦根市
一般会計予算、第1条第2項第1
表歳入歳出予算のうち、歳入の部中、当委員会が所管する部分、歳出の部、第4
款衛生費 第3項
上水道費、第8
款土木費(第5項住宅費 第1目
住宅管理費を除く。)、第9
款消防費 第1項消防費第4目水防費、第2条第2
表債務負担行為のうち、
公営住宅大薮団地建設事業、議案第8号平成9年度彦根市
同和対策住宅建設事業特別会計予算、議案第9号平成9年度彦根市
下水道事業特別会計予算、議案第14号平成9年度彦根市
水道事業会計予算、議案第37号平成8年度彦根市
一般会計補正予算(第7号)、第1条第2項第1
表歳入歳出予算補正のうち、歳入の部中、当委員会が所管する部分、歳出の部、第4
款衛生費 第3項
上水道費、第8
款土木費、第12
款災害復旧費、第2条第2表
繰越明許費のうち土木費、消防費、第3条第3
表債務負担行為補正のうち、
JR河瀬駅
自由通路整備事業、議案第42号平成8年度彦根市
同和対策住宅建設事業特別会計補正予算(第1号)、議案第43号平成8年度彦根市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)、議案第45号平成8年度彦根市
水道事業会計補正予算(第3号)の8件。
条例関係では、議案第29号彦根市
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例案、議案第30号彦根市
公共下水道使用料条例の一部を改正する条例案、議案第31号彦根市
水道事業給水条例の一部を改正する条例案の3件。
その他の関係では、議案第33
号市道路線の認定および廃止につき議決を求めることについての1件、合計12件でありましたが、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、付託されました請願の審査につきましては、請願第1
号場外馬券売り場設置に反対する請願書、請願第2
号名神彦根インター横に建設が計画されている
場外馬券売り場に反対する請願書の2件でありましたが、いずれも
起立採決の結果、不採択すべきものと決しました。
以上で
建設常任委員会の報告を終わります。
9 ◯議長(
藤田昌利君)
産業常任委員長、
矢田栄一君。
〔
産業常任委員長(
矢田栄一君)登壇〕
10
◯産業常任委員長(
矢田栄一君)
産業常任委員会の報告をいたします。
今期定例会において、本委員会に付託されました議案審査のため、去る3月14日に本委員会を開き、慎重に審査いたしました経過および結果についてご報告いたします。
付託されました議案は、
予算関係では、議案第2号平成9年度彦根市
一般会計予算、第1条第2項第1
表歳入歳出予算のうち、歳入の部中、当委員会が所管する部分、歳出の部、第5
款労働費、第6
款農林水産業費、第7
款商工費、第2条第2
表債務負担行為のうち、滋賀県
信用保証協会小規模企業者小口簡易資金保証債務損失補償、議案第4号平成9年度彦根市
観光事業特別会計予算、議案第12号平成9年度彦根市
農業集落排水事業特別会計予算、議案第37号平成8年度彦根市
一般会計補正予算(第7号)、第1条第2項第1
表歳入歳出予算補正のうち、歳入の部中、当委員会が所管する部分、歳出の部、第5
款労働費、第6
款農林水産業費、第7
款商工費、第2条第2表
繰越明許費のうち、
農林水産業費、商工費、議案第39号平成8年度彦根市
観光事業特別会計補正予算(第1号)、議案第44号平成8年度彦根市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)、以上6件。
条例関係では、議案第16
号城下町夢あかり館の設置および管理に関する条例案、議案第26号彦根市
農業委員会部会条例の一部を改正する条例案、議案第27号彦根市
農業集落排水処理施設使用料条例の一部を改正する条例案、議案第28号彦根市
中小企業振興条例の一部を改正する条例案、以上4件、合計10件でありましたが、いずれも原案どおり可決すべきものと決しました。
以上で
産業常任委員会の報告を終わります。何とぞ満場一致ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
11 ◯議長(
藤田昌利君) 以上で各
常任委員長の報告は終わりました。
ただいまの各
常任委員長の報告に対し、質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
12 ◯議長(
藤田昌利君) 質疑なしと認めます。
これにて質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の通告書が提出されておりますので、発言を許します。
その順位は、2番
手原政良君、23番田中滋康君の順とし、順次ご登壇願います。
2番
手原政良君。
〔2番(
手原政良君)登壇〕
13 ◯2番(
手原政良君) 私は、
委員長報告の議案第2号平成9年度彦根市
一般会計予算、議案第3号平成9年度彦根市
国民健康保険事業特別会計予算、議案第5号平成9年度彦根市
葬祭事業特別会計予算、議案第6号平成9年度彦根市
住宅新築ならびに
改修資金貸付事業特別会計予算、議案第9号平成9年度彦根市
下水道事業特別会計予算、議案第12号平成9年度彦根市
農業集落排水事業特別会計予算、議案第13号平成9年度
彦根市立病院事業会計予算、議案第14号平成9年度彦根市
水道事業会計予算、議案第15号彦根市
自転車等の放置の防止に関する条例案、議案第18号彦根市職員に対する
寒冷地手当の支給に関する条例の一部を改正する条例案、議案第20号彦根市公民館の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案、議案第21号彦根市
国民健康保険条例の一部を改正する条例案、議案第22
号彦根市営葬祭事業条例の一部を改正する条例案、議案第23号彦根市
霊きゅう自動車使用料条例の一部を改正する条例案、議案第24号彦根市
病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案、議案第25
号彦根市立病院駐車場の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案、議案第27号彦根市
農業集落排水処理施設使用料条例の一部を改正する条例案、議案第30号彦根市
公共下水道使用料条例の一部を改正する条例案、議案第31号彦根市
水道事業給水条例の一部を改正する条例案について、反対の立場から討論を行います。なお、議案第17号の
委員長報告に対しましては、内容は、彦根市特別職の職員で非常勤のものの報酬および費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案については、賛成の立場からの討論を行います。
私
たち日本共産党市議団は、今3月議会に提出された議案について、その内容が、市民の願いから見て、
地方自治体の本旨である住民の安全と健康、福祉の保持を第一義とすることとした自治体のあり方に沿ったものであるのか。また、市長がこの4年間の中で、4年前に公約した公約に対してどういう姿勢をとってきた中での内容であるのか。また、今、市民が求める要求に対して、その内容がどのように生かされたものになっているのかの3点の視点から分析もし、対案も示しながら、市の姿勢を正してきたところであります。
今回、提案された議案の特徴は、端的に結論から言えば、徹底した国の方針に追従した、市民生活の実態を見ない、自治体本来のあり方を放棄した内容となっていることです。自治省が自治体に対して示した来年度
予算編成方針は、地方自治に逆行するものでありますが、本来、国が負担すべき財政不足の7割以上を、
地方自治体に押しつけたり、
児童育成事業補助金や
公立社会教育施設整備補助金など、福祉や
教育分野の国の補助金を一般財源化する一方、
地方単独事業関係は、事業量の積極的な確保を図れとハッパをかけてまいりました。
そして、地方行革の推進が現下の最重要課題であるとして、
住民サービスの低下につながる職員数や給与の抑制を初め、手数料、使用料の値上げを指示し、
消費税増税とリンクする
地方消費税については、円滑かつ適切な住民への転嫁を図れと言ってまいりました。また、市町村の合併についても、現在の自治体数を3分の1にせよとの提言をし、上からの再編を押しつけてくる考えを示しておりました。
今、橋本内閣は、国会の論議を通じて、はっきりと破綻した消費税の3%から5%への増税や
医療保険制度の改悪、
特別減税の廃止など、国民にかつてない9兆円の負担、1
世帯当たり18万円、今、春闘で9,000円前後で妥結をしておりますが、1カ月1万5,000円の賃下げに相当する負担を押しつけようとしております。
こうした中、今回、市長より提案された議案のうち、平成8年度
補正予算を除く、9件を除く35議案中13議案、5号、9号、12号、13号、14号、22号、23号、24号、25号、27号、30号、31号議案は、
消費税増税を前提にした収入を見込み、また、市民への転嫁を図ることを内容としたもので、市民の願いと、さきの総選挙での各派の70%以上の候補者が公約していたのとは全く違う、公約違反を認める態度として、到底認められるものではありません。内部努力をすれば十分解決されるものばかりであり、また、市民の政治不信への解消にこたえるものではありません。
また、平成9年度の彦根市
一般会計における
教育分野を、予算と市長の公約から見てみますと、今、いじめ、不登校が学校教育で大問題になっており、彦根市の実態は、不登校児・生徒が、他市に比較して非常に多いにもかかわらず、原因は特定できないとして、他市で見られる、例えば、大津や草津などで見られる市費による常勤、非常勤の中学校への講師を配置しておりますけれども、こういうものに学ぶこともせずに、この悪い環境を放置したまま、子供たちや親、教師の願いに逆らったものとなっています。
また、市長の中学校の学校給食の実施の公約についても、4年間も検討しても、いまだ結論を見ず、文部省の
給食調理員の基準からするなら、59人も必要なのに48名で行い、残り11名は臨時の職員で行うという、まさに、さきに述べた消費税の増税に関する公約違反の
国会議員と同じ態度であります。市民の福祉・健康を守る予算について見てみますと、
寝たきり老人の
給食事業は、現在、彦根市に400名を超える寝たきりのお年寄りがおられますけれども、こうした老人がおられる中、たった10名しか提供していない、ここ数年しか予算を見ない状況にあること。
また、ホームヘルプサービスや
訪問看護ステーション事業の市民の需要は大変たくさんあるのに、ホームヘルパーの増員計画が予算化されないことや、
訪問看護ステーション事業の予算が減少するという、不安定な
パート看護婦さんで対応するものとなっていることに見られるように、予算の減額や行政の都合で住民要求を抑える予算の計上の仕方となっており、これらに見られるように、恒常的に必要な職員とお金に対して冷たい予算となっております。
また、市民の
健康診断事業においても、
子宮がん検診や
乳がん検診の予算の減少や、
大腸がん検診、
機能訓練事業、
在宅寝たきり老人歯科保健事業、
骨粗鬆症検診などにも、前年対比で見ますと、予算は減額するなど、市民の健康を守ることからの撤退が目立つものとなっています。
また、
障害者プランづくりが急がれているとき、その特別な体制もとらず、これから内部での検討に入るという姿勢となっています。
また、次に、
同和事業においても、法期限がこの3月末で切れ、
同和事業の終結、一般行政の移行という流れが本流であるにもかかわらず、市は、
同和事業を聖域としています。これは、ますます
同和地区住民と
一般地区住民の間に溝を深め、新たな差別を生む、ゆがんだ行政を固定化するもので、到底、認めることはできません。
農業と
中小企業対策予算について見てみましても、
農業振興予算では、市みずからがつくった平成6年の農業・農政の
基本方針自体にも矛盾する結果が生まれているにもかかわらず、相も変わらず減反を強制する新
生産調整推進対策要綱骨子に沿った予算が、その8割を超える予算で占めるという、まさに国の言うままの
農業いじめ予算となっています。
中小企業振興策についても、無策であります。昭和59年以来、もう5億円を超えると思いますが、そのうちの9割5分以上を大企業のみ喜んでもらえるような、そういう態度をとってきました
工場設置奨励条例は、今年度も1,200万円を補助しようとして、一向に改善を図ろうとしないものとなっています。
以上が、議案第2号の
委員長報告に反対する理由であります。
次に、議案第3号および議案第21号であります。平成9年度彦根市
国民健康保険事業特別会計予算と彦根市
国民健康保険条例の一部を改正する条例案は、今、市民の
国保加入者の中に、払いたくても払えないという多くの方々の願いに立った予算となっておらず、反対するものであります。
賦課限度額は、ここ数年、毎年引き上げ、今回は52万円から53万円にするものでありますが、負担の公平化を図ると言いながら、その実質は、払いたくても払えないという階層を増加させ、所得割と均等割の比率を、国が指導する50対50に近づけさせ、逆進性を高めるものとなっております。平成8年度末には、5億9,000万円の基金を持つと言われておりますが、1人当たり約2万5,000円にも相当するこのお金をうまく使えば、せめて1人当たり1万円は引き下げるべきだと、私どもは考えているところであります。
議案第6号の平成9年度彦根市
住宅新築ならびに
改修資金貸付事業特別会計予算についてでありますが、平成7年度の決算において、未収納件数は、
新築資金で69件、
改修資金で38件、宅地資金で48件、持家資金で30件あり、平成7年から9年度のこの会計の繰出金は495万2,000円、1,373万7,000円、そして、この平成9年度1,535万6,000円と増大しながらも、有効な手が打たれないまま支出されようとしています。このような
同和事業として行われる事業であっても、
特別扱いをするような無法なことは許せませんし、適切な体制と手続きをとって解消されることが求められておると考えます。
次に、議案第15号の彦根市
自転車等の放置の防止に関する条例案でありますが、私たちも
JR駅前等の
放置自転車を見るとき、すべての市民生活の安全と良好な美観のある駅前の整備を願うものであります。これまで私たちは、自転車預かり所への学生割引への補助をすることや、近くに無料の駐車場をと対案も示してきたところでありますが、安価で便利なところに自転車置場や自転車預かり所が存在すれば、抜本的に市民のモラルの向上を図りつつ、整然とした駅前を取り戻す方策が、効果的に打ち出せると、私たちは考えています。
しかし、今回出された条例の願望は、JR彦根駅前の
放置自転車等対策にあると思いますが、そのネックとなっているJR彦根駅の有効かつ便利なところにある、清算事業団用地の一角等に手をつけられる義務的な条例案ではありません。これでは
放置自転車をなくすことはできないと考えます。市内のJR各駅前の
放置自転車の実態を見るとき、安価で便利なところに駐輪場や自転車預かり所のあるJR駅を見るとき、そのことは明快であります。1週間に1度程度チェックし、
放置自転車をなくすと言われておりますが、その間の放置状態は改善されません。結果として、罰則だけが強化されることが市民の印象となって残るだけで、また、今後の行政運営にも障害を生んだり、疑問が多くなるものと考え、反対するものです。
次に、議案第18号および第20号の市職員に対する
寒冷地手当の支給に関する条例の一部を改正する条例案と、彦根市公民館の設置および管理に関する条例の一部の改正でありますが、
寒冷地手当については、これまで給与に対する定率であったものを、家族構成による暖房に対する必要経費に不合理があるとして、人事院の勧告で変えてきたものであります。人事院は、支給総額を減らそうとしてきたもので、今回の条例が通れば、人事院がねらう8割近い大多数の職員が減額を余儀なくされるものとなりますもので、反対するものであります。
また、議案第20号の公民館の件でありますが、南地区公民館の使用料を、4月1日より大幅に、他館に比べて高い使用料に変えようとするものです。現在、7地区の公民館がありますが、今回提案されている南地区の公民館は、大集会室で見ますと、8時30分から12時で4,000円、12時30分から4時30分でも4,000円、16時30分から1時間ごとに1,150円となっており、1番新しい鳥居本地区公民館と比べてみますと、それぞれ2,500円、2,500円、そして800円、1時間当たりですが、また、南地区と同規模の大きさを持つ稲枝地区公民館では、2,600円、2,600円、1時間当たり780円となっており、また、それよりも大きな彦根市民会館の中ホールは、2,700円、2,700円、5時半以降、基本料金5,000円で9時までとなっており、今後、他館の使用料を引き上げる要因ともなります。
地区住民の公民館の使用料は、基本的には規模の大小にかかわらず、同一料金とすることこそ、行政の公平さを保つものと、私どもは考えます。こうした点から見ると、地域間に格差と不平等を生むような、今回の使用料金の設定は改めるべきだと考えます。公平な、適正な価格に正すべきであります。この20号の条例に対する
委員長報告に反対するものであります。
以上で、冒頭に申し上げました議案に対する
委員長報告に対する反対の討論といたします。
なお、議案第17号の彦根市特別職の職員で非常勤のものの報酬および費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案については、基本的に低い報酬や費用弁償であったものを増額されるもので、賛成するものであります。
しかし、公選で選ばれる農業委員会の委員や役職者の報酬が、教育委員会の委員や役職者の報酬よりも低かったり、教育委員会の同和教育の非常勤の一部の事業であるヒューマンアクター、この報酬が、今回、8万2,000円から8万5,000円にと上げられ、教育委員長の8万5,000円と同額であるなどとなっております。到底、道理ある説明のつかないもので、同和を
特別扱いする姿勢になっていると思います。道理のある説明のつけられるものに正すことは必要であります。
以上で、私の
委員長報告に対する討論を終わります。
以上です。
14 ◯議長(
藤田昌利君) 23番田中滋康君。
〔23番(田中滋康君)登壇〕
15 ◯23番(田中滋康君) 請願第1
号場外馬券売り場設置に反対する請願書、および請願第2
号名神彦根インター横に建設が計画されている
場外馬券売り場に反対する請願書は、いずれも議会ごとに、多くの市民の願いとして出されているものでございます。これに対します
建設常任委員長報告に反対、すなわち本請願第1号および第2号を採択すべしとの立場から討論を行います。
名神彦根インター近くに、郊外型の
場外馬券売り場をつくる計画が表面化して以来、周辺の自治会を中心に、3つの大きな事由、つまり、1.交通問題、2.まちづくりに及ぼす影響、3.青少年への悪影響を考慮して反対の輪が広がり、大きくなってまいりました。中島市長ご自身が、4年前の市長選挙のとき以来、一昨年の12月に至るまで、一貫して
場外馬券売り場は彦根市にふさわしくないと、明白に態度表明されてまいりましたことは、議員諸君も、よくご存じのところでございます。
そして、当該施設をつくろうとする人に対しまして、市長は、「ほかへの用途変更を勧めたが、聞き入れてもらえなかった。」と、こういうことも言明されました。当該開発につきまして、彦根市長は、県の土地の開発要綱に基づく経由庁としての意見書を付議することが求められました。中島市長は、選挙時の公約を守って、かつ議会におけます公式見解である、「彦根市にふさわしくない」、この意見を付議すべきであったことは、当然、求められるところでございます。
ところが、中島市長は、残念なことに、それまでの前言を翻しまして、開発者が条件をクリアするならば、
場外馬券売り場設置を了承するという、市民には到底理解に苦しむ態度変更をなさいました。市長は、この態度豹変を「苦渋の決断」という表現をなさいました。そして、この苦渋の決断をする前提としての条件、そうです、本申請をするときの確認内容は明らかにされません。極めて不明朗きわまりないものとしか言いようがありません。
次に、請願者の主張と、議会におきましても一部の人から主張されました、本市の活性化への影響について考えてみたいと思います。
自治会や反対する会の人々は、同じような郊外型ウインズのあるところを見学もいたし、次のような結論を得たと報告されております。当初、観光客が増えると予測して、誘致賛成に回った温泉組合でございましたが、現実にホテルや旅館が幾つも倒産、廃業の憂き目に遭っている、このこと。また、ブドウ狩りの観光客も激減して、今では、土曜、日曜目当ての駐車場だけが増えたと。そして、近くのボーリング場を初めとして、各商店の多くは、ウインズの開催日は、逆にご商売を休まざるを得ないと、そういう状況を来しておる交通問題、お客さんの流れ、これが現実でございます。
その上、駅周辺で、そのお土産を買っていらっしゃる、そういう姿もまばらというぐあいでございまして、こういう実態を見ましたときに、決してまちの活性化にはつながっていないと、こういうことが報告されております。これは、1つの側面を見たに過ぎませんが、入場者の中には若いカップルも多く見受けられ、さらには、子連れのお子さんの、特に子供さんたちが、地面に新聞紙を広げて飲食をしている姿、この姿を見ましたときに、本当にこれが文化の香り高いまちの、そういうかけらすら感ずることもできなかったということでございます。
まだまだこういう例を挙げますと、好ましくない事象はたくさんございますが、請願者が申されますとおり、ギャンブルに頼っておった、そういう発展では、健全な文教都市を目指す彦根、その都市計画の上からも、大きな禍根を残すものと断ぜざるを得ません。
したがいまして、請願第1号ならびに請願第2号を、ぜひとも採択すべきものと考えまして、賢明なる議員諸君、良識あるご判断を求める次第でございます。
次に、請願第3
号医療保険改悪に反対する請願書に対する、
民生文教常任委員長報告に反対する立場から、討論を行わせていただきます。
今国会に、医療保険の改悪法案が問題として俎上に上がっております。この改悪は、患者の負担を増やす一方で、高齢者の受診と治療を徹底して抑える、これをねらいとしている点で、大きな問題をはらんでいるわけでございます。
改悪の幾つかの具体的な事例を指摘いたしますと、1つは、健康保険本人の外来窓口負担が、現行の薬代を含む費用の1割負担から、薬代を別にして2割負担になります。また1つ、70歳以上のお年寄りの、同じく外来窓口負担が、現行の薬代を含む1カ月1,020円が、上限2,000円ということはございますけれども、薬代を別にして、1回受診するごとに500円が要るようになります。1つは、同じく70歳以上のお年寄りが、今度は入院窓口負担が、現行の1日当たり710円が1,000円に引き上げになります。そして、外来の薬代が1剤、1日につき15円が加算されるということに変わります。この結果、健康保険本人は、窓口負担が平均約2.3倍、70歳以上のお年寄りに至っては4倍から5倍の負担増となる、こういう試算が出ております。
そして、こういう調査もなさった報告が届いております。というのは、「医療保険が改悪されましたら、あなたはどうしますか。」、こういう設問に対して、「受診を減らす。」「受診を我慢する。」「受診をしない。」、こういう回答をした方が、半数近くもいらっしゃるんです。このことは、医療費がかさむからといって受診をしないで放置なさる、そういう方が増えるということです。その結果、早くお医者さんに診てもらったら治ったのになと、こういうことを後悔せざるを得ない、こういう状況が生まれることは間違いないと思われます。
しかも、今回の改悪は、これは第1段階でありまして、政府は、第2の段階として、高額の療養費、入院給食費の見直し、風邪薬などは保険からはずすことを計画しております。さらに、3年後をめどに、老人保健や国保などの制度を抜本的に見直すと、老人に定率性導入を検討するなど、国民に犠牲を強いる改悪方向を、はっきりと打ち出しております。医療保険財政を立て直す、このことを理由に、今回の改悪が打ち出されました。保険財政の健全化、このことは急がれることでございます。
ところが、現在の保険財政を悪化させた、その要因は、1つは、異常に高い薬価や、あるいは高い新薬の原因が科学的根拠のない承認審査と薬価決定の仕組みにある問題、さらに、医療機器が諸外国に比べて異常に高いと、こういう問題。そして、こういうことを支えてきた、その根本になる根源の是正を図るならば、今回のように国民の皆さんにご負担増を願わなくても、十分に健康保険会計の赤字解消も可能であるということは、我が党の衆議院における不破委員長の国会における論戦を見ていただいても、十分明らかでございます。
同時に、政府管掌の健保、国保も国庫負担が、80年から今日に至りますまで6.7%も削減されてきた上、本来、入れるべき国庫負担金も繰り延べされてきたと。この点、本来、国が行うべき責任をきちんと果たしていくならば、国民の負担増なしに医療財政を立て直すことも、十分可能であります。
このような考えに加えまして、当議会に対しましても、医師会等から患者負担の大幅引き上げになる今回の
医療保険制度改革案の中止を求める陳情書が出されております。医療の現場を1番よく知っていらっしゃる先生方のご意見、こういうこともしんしゃくいたしますならば、国民の健康と命を守る、そういう面からも、医療保険改悪を是としない請願者の趣旨は、十分くみ取れるところでございまして、この採択を強く求める次第でございます。
次に、請願第4
号消費税の5%への増税中止を求める請願書、これに対する
総務常任委員長報告に反対の立場で、討論を行わせていただきます。
消費税率を、4月から5%に引き上げることにつきまして、国民の多くは、明確に反対の意思表示を行っております。このことは、例えば中日新聞、84%の国民が消費税に反対と言ってると。また、NHKの世論調査、6割以上の方が、はっきりと増税反対、こういう結果が、皆さんもご存じだと思いますが出ております。この結果、どうして生まれたのでございましょうか。1つは、やはりこれは、前回の総選挙のときに、消費税引き上げを公約した政党、これは1つもないんです。社民党のように、
消費税増税反対と、こういう公約を掲げた政党すらありました。それなのに、180度態度を変えて、国民の意思を無視して増税を進めたからでございます。
また、こういう結果が生まれた第2の理由としては、消費税が5%になりますと、標準的な4人家族、現行の11万円の負担が約18万円に増えるという、このように国民生活に深刻な打撃を及ぼす。そして、再々申されておりますように、逆進性の高い税制でございますから、年金暮らしのお方や所得の低い方ほど、負担がますます重くなります。
第3に、これは、銀行の調査マンもおっしゃってることでございますが、今回のこの消費税率の引き上げは、不況を長引かせて景気回復を深刻にすることは、これは明らかであると。このことは、政府自身の経済企画庁ご自身が、この増税によって住宅建設とか個人消費が落ち込む、景気回復に、少なからず悪影響があると、こういうことをはっきり認めているんです。
そして、さらに、第4に、今回のこの5%の増税を、これが終わるんではなくて、さらなる増税、やがて10%以上の2けた増税への道を開くものである。だからこそ、消費税5%への増税中止を求める、この請願者の願い、これを酌み取りますことは、皆さん、政治的な立場とか、思想、信条の違いを超えて、圧倒的多くの国民がそれを願っているんだと、こういうことを考えますならば、本請願を採択すべきではないでしょうか。
政府は、国家財政が大変だから消費税率の引き上げが必要なんだと、このように主張します。しかし、借金をつくったのは国民ではないんですよ。政府自身がその責任を負っているんです。今まで景気の刺激策として公共投資を歯どめなく続けてきた、また、冷戦構造が崩れた今日でも、なおかつ軍事費を増大して続けていると
〔「簡潔明瞭にお願いします。」と呼ぶ者あり〕
また、駐留米軍に対する思いやり予算の拡大、このような浪費型の財政、こういった構造を転換させる必要があるんではないでしょうか。そうすれば、こういうことを転換すれば、国民に犠牲を押しつけないで、
消費税増税なしで、財政再建を進めることは十分に可能と考えます。
かような考えから、本請願の採択を主張し、私の討論を終わります。どうもありがとうございました。
16 ◯議長(
藤田昌利君) 以上で通告による討論は終わりました。
ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
17 ◯議長(
藤田昌利君) 討論なしと認めます。
これにて討論を終結いたします。
暫時休憩いたします。
午前10時37分休憩
午前10時48分再開
18 ◯議長(
藤田昌利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより採決を行います。
ただいま議題となっております各議案のうち、まず、議案第2号平成9年度彦根市
一般会計予算を採決いたします。
本案に対する各
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、各
委員長報告のとおり決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。各
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
19 ◯議長(
藤田昌利君) ご着席願います。
起立多数であります。よって、本案は、各
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第3号平成9年度彦根市
国民健康保険事業特別会計予算を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
20 ◯議長(
藤田昌利君) ご着席願います。
起立多数であります。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第4号平成9年度彦根市
観光事業特別会計予算を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
21 ◯議長(
藤田昌利君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第5号平成9年度彦根市
葬祭事業特別会計予算を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
22 ◯議長(
藤田昌利君) ご着席願います。
起立多数であります。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第6号平成9年度彦根市
住宅新築ならびに
改修資金貸付事業特別会計予算を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
23 ◯議長(
藤田昌利君) ご着席願います。
起立多数であります。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第7号平成9年度彦根市
有線放送電話事業特別会計予算を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
24 ◯議長(
藤田昌利君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第8号平成9年度彦根市
同和対策住宅建設事業特別会計予算を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
25 ◯議長(
藤田昌利君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第9号平成9年度彦根市
下水道事業特別会計予算を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
26 ◯議長(
藤田昌利君) ご着席願います。
起立多数であります。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第10号平成9年度彦根市休日
急病診療所事業特別会計予算を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
27 ◯議長(
藤田昌利君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第11号平成9年度彦根市
老人保健事業特別会計予算を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
28 ◯議長(
藤田昌利君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第12号平成9年度彦根市
農業集落排水事業特別会計予算を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
29 ◯議長(
藤田昌利君) ご着席願います。
起立多数であります。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第13号平成9年度
彦根市立病院事業会計予算を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
30 ◯議長(
藤田昌利君) ご着席願います。
起立多数であります。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第14号平成9年度彦根市
水道事業会計予算を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
31 ◯議長(
藤田昌利君) ご着席願います。
起立多数であります。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第15号彦根市
自転車等の放置の防止に関する条例案を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
32 ◯議長(
藤田昌利君) ご着席願います。
起立多数であります。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第16
号城下町夢あかり館の設置および管理に関する条例案を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
33 ◯議長(
藤田昌利君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第17号彦根市特別職の職員で非常勤のものの報酬および費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
34 ◯議長(
藤田昌利君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第18号彦根市職員に対する
寒冷地手当の支給に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
35 ◯議長(
藤田昌利君) ご着席願います。
起立多数であります。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第19号彦根市
督促手数料および
延滞金徴収等に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
36 ◯議長(
藤田昌利君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第20号彦根市公民館の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
37 ◯議長(
藤田昌利君) ご着席願います。
起立多数であります。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第21号彦根市
国民健康保険条例の一部を改正する条例案を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
38 ◯議長(
藤田昌利君) ご着席願います。
起立多数であります。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第22
号彦根市営葬祭事業条例の一部を改正する条例案を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
39 ◯議長(
藤田昌利君) ご着席願います。
起立多数であります。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第23号彦根市
霊きゅう自動車使用料条例の一部を改正する条例案を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
40 ◯議長(
藤田昌利君) ご着席願います。
起立多数であります。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第24号彦根市
病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
41 ◯議長(
藤田昌利君) ご着席願います。
起立多数であります。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第25
号彦根市立病院駐車場の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
42 ◯議長(
藤田昌利君) ご着席願います。
起立多数であります。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第26号彦根市
農業委員会部会条例の一部を改正する条例案を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
43 ◯議長(
藤田昌利君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第27号彦根市
農業集落排水処理施設使用料条例の一部を改正する条例案を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
44 ◯議長(
藤田昌利君) ご着席願います。
起立多数であります。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第28号彦根市
中小企業振興条例の一部を改正する条例案を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
45 ◯議長(
藤田昌利君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第29号彦根市
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例案を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
46 ◯議長(
藤田昌利君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第30号彦根市
公共下水道使用料条例の一部を改正する条例案を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
47 ◯議長(
藤田昌利君) ご着席願います。
起立多数であります。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第31号彦根市
水道事業給水条例の一部を改正する条例案を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
48 ◯議長(
藤田昌利君) ご着席願います。
起立多数であります。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第32号彦根市
消防団条例の一部を改正する条例案を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
49 ◯議長(
藤田昌利君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第33
号市道路線の認定および廃止につき議決を求めることについてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
50 ◯議長(
藤田昌利君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第37号平成8年度彦根市
一般会計補正予算(第7号)を採決いたします。
本案に対する各
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、各
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
51 ◯議長(
藤田昌利君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、各
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第38号平成8年度彦根市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
52 ◯議長(
藤田昌利君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第39号平成8年度彦根市
観光事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
53 ◯議長(
藤田昌利君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第40号平成8年度彦根市
住宅新築ならびに
改修資金貸付事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
54 ◯議長(
藤田昌利君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第41号平成8年度彦根市
有線放送電話事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
55 ◯議長(
藤田昌利君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第42号平成8年度彦根市
同和対策住宅建設事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
56 ◯議長(
藤田昌利君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第43号平成8年度彦根市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
57 ◯議長(
藤田昌利君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第44号平成8年度彦根市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
58 ◯議長(
藤田昌利君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第45号平成8年度彦根市
水道事業会計補正予算(第3号)を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
お諮りいたします。本案を、
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
59 ◯議長(
藤田昌利君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、請願第1
号場外馬券売り場設置に反対する請願書を採決いたします。
本請願に対する
委員長報告は不採択であります。
お諮りいたします。本請願を、
委員長報告のとおり決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
60 ◯議長(
藤田昌利君) ご着席願います。
起立多数であります。よって、本請願は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、請願第2
号名神彦根インター横に建設が計画されている
場外馬券売り場に反対する請願書を採決いたします。
本請願に対する
委員長報告は不採択であります。
お諮りいたします。本請願を、
委員長報告のとおり決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
61 ◯議長(
藤田昌利君) ご着席願います。
起立多数であります。よって、本請願は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、請願第3
号医療保険改悪に反対する請願書を採決いたします。
本請願に対する
委員長報告は不採択であります。
お諮りいたします。本請願を、
委員長報告のとおり決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
62 ◯議長(
藤田昌利君) ご着席願います。
起立多数であります。よって、本請願は、
委員長報告のとおり決しました。
次に、請願第4
号消費税の5%への増税中止を求める請願書を採決いたします。
本請願に対する
委員長報告は不採択であります。
お諮りいたします。本請願を、
委員長報告のとおり決することにご異議がありますので、起立により採決いたします。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
63 ◯議長(
藤田昌利君) ご着席願います。
起立多数であります。よって、本請願は、
委員長報告のとおり決しました。
暫時休憩をいたします。
午前11時08分休憩
午前11時16分再開
64 ◯議長(
藤田昌利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
──────────────────
日程第3 決議(案)第1号上程
65 ◯議長(
藤田昌利君) 日程第3、決議(案)第1号「第29回オリンピック競技大会」の大阪招致の支援に関する決議を議題といたします。
職員にこれを朗読させます。
〔上田副主幹兼議事係長朗読〕
66 ◯議長(
藤田昌利君) お諮りいたします。ただいま議題となっております決議(案)第1号は、内容も簡明でありますので、提案者の説明を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
67 ◯議長(
藤田昌利君) ご異議なしと認めます。よって、決議(案)第1号は提案者の説明を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
68 ◯議長(
藤田昌利君) 質疑なしと認めます。
これにて質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
69 ◯議長(
藤田昌利君) 討論なしと認めます。
これにて討論を終結いたします。
ただいまから決議(案)第1号「第29回オリンピック競技大会」の大阪招致の支援に関する決議を採決いたします。
お諮りいたします。原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
70 ◯議長(
藤田昌利君) ご着席願います。
起立全員であります。よって、決議(案)第1号は、原案のとおり可決されました。
お諮りいたします。
ただいま可決されました決議(案)第1号中に、万一、字句等について整理を要する場合は、その整理を議長に一任されたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
71 ◯議長(
藤田昌利君) ご異議なしと認めます。よって、そのように取り計らいます。
決議は、議長より直ちに関係先へ提出いたします。
この際、お諮りいたします。
琵琶湖総合開発特別委員長、環境対策特別委員長、市立病院対策特別委員長および議会運営委員会委員長から、閉会中もなお継続して審査および調査をする必要があると認め、会議規則第103条の規定により、その旨の申し出がありました。
各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査および調査に付することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
72 ◯議長(
藤田昌利君) ご異議なしと認めます。よって、琵琶湖総合開発特別委員長、環境対策特別委員長、市立病院対策特別委員長および議会運営委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査および継続審査に付することに決しました。
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73 ◯議長(
藤田昌利君) 以上で、
今期定例会に付議されました案件はすべて議了いたしました。
これにて平成9年3月彦根市議会定例会を閉会いたします。
午前11時20分閉会
会議録署名議員
議 長 藤 田 昌 利 君
議 員 田 島 博 君
議 員 矢 田 栄 一 君
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平成9年3月21日(金曜日)
午前11時21分開会
74 ◯事務局長(田口清治君) ご案内申し上げます。
ただいまをもちまして3月定例市議会が閉会となりました。
引き続き、恒例によりまして、議長ならびに市長の方から、それぞれごあいさつがございます。ご清聴をお願い申し上げます。
議長、どうぞよろしくお願いします。
〔議長(
藤田昌利君)登壇〕
75 ◯議長(
藤田昌利君) 年度末となります3月定例議会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
今期定例会は、去る3日の開会以来、本日まで19日間にわたり、議員各位におかれましては、平成9年度当初予算を初めとする数多くの重要議案等を、終始、慎重かつ熱心にご審議いただき、また、理事者各位の誠意ある答弁と説明により、議事が円滑に運営できましたことに、心からお礼を申し上げます。
さて、今期の本会議や各委員会を通して感じましたことは、市当局においては、今日の厳しい行財政事情のもとで、市民の多様なニーズにこたえるべく、予算編成に相当ご苦心された跡が伺われたことであります。しかし、一方では、事業用地の取得が困難なための減額補正や
繰越明許費が数多く見受けられ、容易なことでないことは理解できるものの、市民のご理解を得る努力が、一層求められるところでもあります。
どうか、今後の予算、諸施策の執行に当たっては、行政の自助努力に努めながら、市民への理解を求め、一つずつ着実に課題を克服すべく取り組んでいくという強い信念と、全庁一丸となった体制づくり、市民合意の形成と参加、創意工夫あるまちづくりへの一体的な取組を通じて、市勢の発展と市民福祉の向上のために、より一層ご努力されますことをご期待申し上げます。
折しも、平成9年は、市制施行60周年の年であり、彦根市総合発展計画の後期基本計画も本格的に運用されんとする、大きな節目の年度であると位置づけられます。あらゆる面で地力を培い、質的な向上と充足を図っていくことが大切だと考えます。当然、市議会といたしましても、議会の権能強化や市議会の活性化、市民に開かれた議会の確立に向けて、より一層、邁進してまいる所存であります。
なお、中島市長におかれましては、市長選挙も近づいてまいりました。どうか、くれぐれもご自愛の上、ご健闘なされますことを、ご祈念申し上げております。
後になりましたが、年度中に賜りました報道関係各位のご協力、ご指導、ご鞭撻に対し、心から御礼を申し上げまして、年度末のごあいさつとさせていただきます。
どうもありがとうございました。(拍手)
76 ◯事務局長(田口清治君) 市長、お願いします。
〔市長(中島 一君)登壇〕
77 ◯市長(中島 一君) 議長から発言のお許しをいただきましたので、平成9年3月議会定例会の閉会に当たりまして、一言お礼を兼ねましてごあいさつを申し上げます。
本定例会におきましては、平成9年度の予算案を初め、各重要案件のご審議をお願い申し上げましたところ、議員各位におかれましては、終始、慎重かつ熱心なご審議をいただき、また、適切な議決を賜りましたことに対しまして、心から敬意と、深く感謝を申し上げます。
ご審議いただきました中で、議員各位から賜りました貴重なご意見を十分に踏まえ、その意向や趣旨を尊重させていただきまして、予算執行や政策形成に反映させていただく所存でございます。
今議会は、私の任期の最後の議会となったわけでございますが、任期中には、種々ご指導、ご鞭撻を賜り、おかげをもちまして、精いっぱい努めさせていただくことができましたのも、議員各位のご指導のたまものと、心から厚く感謝申し上げる次第でございます。
さて、去る2月11日には、彦根市制施行60周年の記念式典と、市民の生涯学習、文化活動などの拠点施設としまして、ひこね市文化プラザが市民の方々のご期待のもとに完成をいたしました。これひとえに皆さん方のご指導、ご協力と、感謝をいたしております。
今議会の所信でも申し上げておりますように、今日では、地方の豊かさが見直され、個性あるまちをつくるためには、地域と行政が、お互いに知恵を出し合って創意工夫することが大切でございます。そのために私は、対話の行政を今日まで進めてきたところであります。市民の皆さん方が、彦根に「住んでよかった。」「住み続けたい。」と思われる、安心して快適な生活を営んでいただくために、各種の施策を積極的に推進し、市民の皆様にゆとりと豊かさを、物心両面から感じていただけるまちづくりを、一層積極的に推進してまいりたいと存じますので、議員各位を初め、市民の皆さん方の、一層のご支援、ご協力を賜りますようお願いを申し上げます。
また、来る4月20日には、市長選挙を迎えるわけでございますが、このたびも、他方面からの多くのご推薦、ご支援をいただきまして、立候補を決意した次第でございます。また、ただいまは、議長様からも、大変温かい激励のお言葉をいただきまして、非常に感激し、心強く思っている次第でございます。
私は、今日まで、市民の皆さん方の温かいご理解とご協力を得まして、彦根市の発展のために懸命の努力をしてまいりました。4年間の貴重な経験と、今日までに得ましたまちづくりの知識と知恵を、彦根市政に、なお一層発揮し、琵琶湖東北部の中核都市彦根を、「住みたくなるまち彦根」に一身を捧げ、全力を傾注してまいりたいと存じます。21世紀は間近に迫って来ました。この新世紀に向け、市民とともに、確かな、躍進する、力強い彦根にしたいと考えておりますので、何とぞ、今後ともよろしくご支援、ご協力をお願い申し上げる次第でございます。
はなはだ意を尽くしませんが、年度末に当たりまして、お礼とごあいさつとさせていただきます。
本当にありがとうございました。(拍手)
78 ◯事務局長(田口清治君) 以上で、お二方のごあいさつが終わりました。これをもって散会いたします。
皆様、大変ご苦労さまでございました。
午前11時29分閉会
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